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最新の活動
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兪弘濬氏は韓国で大学教授や文化財庁長を歴任した美術評論家で、「私の文化遺産踏査記」シリーズが有名です(日本語版も出版されています)。私は韓国の知識人の中で、兪氏ほどの幅広い視点を持った方は居ないと思っています。また、僭越ながら私は兪氏に対して、志を同じくする方だと思っています。彼は韓国が近代史を重視し過ぎるため、日本の正確な評価ができず、日本は古代史の流れを重視するため、韓国への視点が育っていないと考えています。そうした視点に対して、脅迫まがいの言葉を投げかれられることもありますが、良心的な知識人は自分のことを分かってくれると兪氏は語ります。日韓関係で発言し、そうした経験をしている私は、その気持ちがよく分かります。
私は日本で韓国人の思いを伝えるよう努めていますが、彼は韓国において日本を適切に評価する姿勢が生まれるよう努めています。思うに、一国の中で物事に対する思考を止めてしまう人は、その国が持つ本質を理解しきれていません。兪氏の言葉に私が惹かれる理由は、自分の極めようとする道を踏まえながら、国際的な経験によって得た複眼的に物事を捉える姿勢への共感でありましょう。

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早稲田大学にて韓国を冠する研究所が発足しました。私が大学院に入学した当時は、韓国に関して早稲田大学はそれほど充実した研究環境ではなかったと思いますが、この10数年で大きく変わりました。元来、韓国では早稲田大学は明治大学と並び、韓国人を広く受け入れてきましたことで知られています(私の祖父も一時期早稲田で学びました)。そうした長年の蓄積がこの研究所を生んだのだと思います。同所が日韓の研究者を繋ぐ学術拠点となることを願っています。

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番組では、歌舞伎町案内人にして中国人作家、ジャーナリストの李小牧さんと防空識別圏を中心に、東アジアについて情報を交換しました。温かい雰囲気で話しやすい空間でした。穏やかに、相手の話を聞きながら自分の世界を広げる。そんな時間はとても貴重なものですね。

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2013年の忘年会を兼ねて、前期、後期のプロゼミの皆とピザやお寿司を囲んで楽しく語り合いました。韓国からの留学生も交え、和気藹々と時間を過ごすことができました。前期、後期共に良い学生に恵まれ、教師冥利に尽きる充実した講義でした。将来、学生の皆が、どこかで思い出すような講義になっていれば嬉しいです。

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韓国経済の現状や日韓関係についての韓国人の本音などを解説しました。日本で伝えられる韓国はニュース映像であったり、ソウルのことだけに限定されたりと十分な広がりがありません。しかし、日本同様、韓国もまた様々な顔を見せます。経済を通じて見えてくる韓国の姿で、視聴者の方の視野が広がったのではないかと思っています。