Q.今、日本ではK-POPが流行っていますが、以前の韓国ではJ-POP等に触れることは禁止されていたんでしょう?

A.確かに、韓国では1998年に日本文化が解禁されるまで日本の曲やTV番組などの日本製文化商品を輸入したり、放送したりすることは難しい状況がありました。ただ、私が小さい頃は日本のアニメを見て育っていました。例えば、松本零士さんの「銀河鉄道999」の主人公は星野鉄郎ではなく、鉄(チョル)と変更されて。そのため、てっきり韓国のものだと思っていたものが日本発のアニメだったのです。他にも、私と同世代の韓国の女性なら「キャンディ・キャンディ」はみんな知っていますよ。
 中学・高校時代にはDREAMS COME TRUEとか、CHAGE & ASKAのCDや雑誌を日本に行った時などに入手して、楽しんでいたものです。そういった日本ファン(初期の日流ファン?)は周りにもちらほらいて、高校時代の隣のクラスには熱烈な貴乃花関のファンの友達もいました。彼女とどちらが貴乃花関について詳しいかを競っていた頃が懐かしいです。もう20年近く経つのですね…。
  当時、日本の音楽やドラマを知っていることは、自分の近くにない最先端の流行に触れているようで、日流ファンは人知れず誇らしい気分を味わっていました。そんな地味な活動が現在の濃密な交流に続く、最初の一滴だったと思うのです。